もともとこの小さなスペースにあった松の木は病気になり、或いは天災で枯れてしまっていましたが、馬太鞍 湿地景観を企画した呉永斌 老師がボランティア達を率い、この区域に台湾萍蓬草 、大安水簑衣 などの台湾原生種の水生植物を植え、蓋斑鬥魚 などの台湾原生種の魚類を育てることを計画しました。今では多くの鳥類、猛禽類を惹きつけ、多くの学校が校外学習に訪れる地となっています。

生態池後方には大きな水槽があります。これは兵事部が防火用に設計したは消防池です。松の木は豊富な油脂を含み、傍には木造家屋があるため、一旦火災が発生したら、消防人員は消防池に集めた雨水を利用し、消火活動に当ることができます。

消防池の上方は、松園で最も重要なパフォーマンス会場－詩歌劇場です。ここは大自然に近く、また自然と自在に触れ合えるため、多くのパフォーマンスグループに深く愛されています。特に、每年11月の「太平洋詩歌節」の日には、詩人達がステージ上で詩を朗読します。